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日本の写真家である松岡幸宏の作品集『Fractal』。1979年生まれ、ジュエリー「Laboratorium」のデザイナーとして活動しながら、フォトグラファーとしても数々の個展の開催や写真集の刊行も行なっているアーティストです。映画のワンシーンを想起させるような繊細かつノスタルジックな図版に惹きこまれます。こちらの「Fractal」は、アーキテクトと光の粒子をモチーフに「自己相似性」の探求を試みた作品で構成されており、こちらが前編で後編は「アンティーク」「オブジェ」をモチーフに創作されています。現代的要素の強いコンセプチュアルな一面もありながら、60~70年代頃のコントラストの強いモノクロのイメージも想起させる内容であり、モノクロ好きにはたまらない作品の数々です。