無告の民 カンボジアの証言

大石 芳野 / Yoshino Oishi

SOLD OUT

Publisher/岩波書店

   Published/1982
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/174   Size/190*253*18
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日本を代表する女性写真家のひとりである大石芳野の作品集『無告の民 カンボジアの証言(Signed)』1944年東京都生まれ、日本大学芸術学部写真学科在学中、ベトナム戦争に衝撃を受けて、66年にベトナム・カンボジアを訪れ、卒業と同時にフリーランスの報道写真家として活動を始めた大石芳野。70年代初頭のガーナ人少年を追った「パパニー」に始まり、魅惑的な女性像を描いた「来ればよいのだ春などは」「花黙し」などから、80年代以降の沖縄・広島、そしてベトナム・ソビエト、さらには近年の福島など、「戦争」「紛争」「災害」「傷跡」などをベースに、人間の尊厳や当地の風土・カルチャーを描写し続けたきた写真家であり、その姿勢は一点も曇ることなく今日まで続いてきています。そして本書が、70年代カンボジアの「ポル・ポト派」政権時の虐殺の爪痕を記録した作品集。大石にしか撮影できない悲哀のドラマと、その環境下でも前向きに生きようとする人間の強さが合わせて描写された、ジャーナリズム作品の傑作と言える一冊です。第3刷。写真家サイン入り
<Related Artists> 大石 芳野 / Yoshino Oishi
<Condition> ケース:少ヨゴレ・少イタミ、本体:カバー少スレ
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