香具師(やし) / Tekiya

渡辺 眸 / Hitomi Watanabe

SOLD OUT

Publisher/地湧社

   Published/2017
Format/ハードカバー   Pages/96   Size/155*230*15
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戦後日本を代表する女性写真家のひとりである渡辺眸の作品集『香具師(やし) / Tekiya』。1960年代のカルチャー・ムーブメントの舞台であった新宿で撮影されたモノクロ作品集『新宿コンテンポラリー』を皮切りに、60年代後半の学生・バリケード闘争を体当たりで描写した『東大全共闘』や、インドを舞台にした『天竺』、猿をモチーフにした『猿年紀』などが代表作としてあげられる渡辺眸。こちらも同じく60年代後半に撮影された図版で構成されていますが、50年近い時を経てようやく作品集としてまとめられました。「香具師」いわゆる「テキヤ」がモチーフとなっています。縁日を撮ろうと出向いた先で、荒々しく熱気と狂気を帯びた群衆を目にし、立ち所にカメラを握った渡辺は、以降テキヤ街頭写真師と化して、都内の神社や寺院界隈で行われる縁日に出向いて、香具師をカメラに収めていきました。今でこそ目にすることも少なくなった昭和の日本カルチャーが詰まった一冊です。(How We See Photobooks by Women 収録本)
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<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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