aason siskind photograher

Aaron Siskind

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アメリカの写真家アーロン・シスキンドの写真集。シカゴのニュー・バウハウス（イリノイ工科大学）にて、ハリー・キャラハンと共に教鞭を取り、石元泰博、レイ・K・メッツカー、ジョゼフ・スターリングといった錚々たる写真家を教え子に持つシスキンド。1930年代より独学で写真を始め、当初はハーレム等ニューヨークを舞台にした社会的ドキュメンタリーを制作していましたが、40年代以降に作風を激変させます。壁の落書き、剥げかかったペンキやポスター、自然物のテクスチャー等、誰もが見過ごしてきたモノのディテールに焦点を当て、主観的な抽象画のような作品を創作していきます。以降シスキンドは、作品のテーマを設けず、それらが放つ無言のメッセージをグラフィカルに表現することに従事し、ウィレム・デ・クーニングやロバート・ラウシェンバーグ等のアーティストにも大きな影響を与えることになりました。本書は、1965年にジョージ・イーストマン・ハウスの編集によって刊行された写真集。同館の名キュレーターとして名を馳せたネーサン・ライオンズによる序文。

＜Related Artists＞ Harry Callahan、Ray K Metzker
Joseph Sterling、石元　泰博 / Yasuhiro Ishimoto
＜Condition＞ 本体：表紙シミ、天シミ、図版余白一部シミ、他経年並み