Portraits（Acceptable）

Rineke Dijkstra

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オランダの女性写真家リネケ・ダイクストラの写真集『Portraits（Acceptable）』。アムステルダムのヘリット・リートフェルト・アカデミーで写真を学んだダイクストラは、Richard AvedonやIrving Penn等の作品に影響を受けながらも、最も共感を抱いたアーティストがDiane Arbus。ダイクストラは自分なりの新しい視点と表現を学ぶべく、プールで泳いだ後のセルフ・ポートレートを撮影して、肉体的・精神的に不安定な状態を描写、それが現在に続く一連のシリーズの出発点であったと語っています。子供から大人への成長期を向かえた10代を撮影した「Beach」、出産後間もない女性を捉えた「New Mothers」、いち女性の成長過程を描写した「Almerisa」、クラブに集う若者達を写した映像フィルム「The Buzz Club」等、どこかノーマルでない人々の不安定さや変化及びその過程を描写することで、写真家としてのオリジナリティと被写体の個性を表現しているアーティストです。本書は、2004年のパリを皮切りに、ヴィンタートゥール、バルセロナ、そして地元アムステルダムの美術館で行われた大回顧展を機に刊行された作品集で、上述した代表作が多数収録されています。除籍本。

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＜Condition＞ ジャケット：少イタミ・裏面少シミ
本体：見返し縁少折れ跡、ページ余白少シミ（除籍本）