羽田空港 戦後二十七年の記録

横山 宗一郎 / Soichiro Yokoyama

SOLD OUT

Publisher/日本カメラ

   Published/1972
Format/ソフトカバー&スリップケース   Pages/-   Size/225*295*15
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日本の写真家である横山宗一郎(1920~1995)の作品集『羽田空港 戦後二十七年の記録』。法政大学法文学部を卒業。根っからの羽田っ子で、1931年に正式開港した羽田を幼少時から見てきた横山は、終戦後は進駐軍によって出された「48時間以内の強制退去」という苦渋も直に経験されています。横山はアマチュア写真家として、長年羽田などの城南地区を舞台に撮影を続けており、写真評論家である田中雅夫が編集した『写真東京風土記』(1964)でも城南地区の撮影を担当したりしています。本書は、横山が長年撮り続けてきた羽田の終戦後から72年までの図版で構成された作品集で、モノクロのグラビア印刷も素晴らしい一冊。羽田の繁栄は、日本の復興の象徴であるとともに、羽田という漁村が失われていった歴史でもあり、そんな複雑な思いが込められた内容となっています。
<Related Artists> 浜口 タカシ / Takashi Hamaguchi
<Condition> ケース:少ヨゴレ・少イタミ・縁一部破損
帯欠、本体:経年並み
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