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Publisher/Gallery Owl

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Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/-
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本書は、1979年から81年まで東京・青山で活動していたギャラリー「OWl(アウル)」が発行していた「資料集」「フライヤー」「各種印刷物」、その他アウル閉館後に第3号まで刊行されていた小冊子「Doz」もセットになった一式です。アウルは、当初はフリースペースとして、伊藤義彦、大谷正弘らの手によって開館しましたが、開店休業の状態が続き、島尾伸三が参加するようになって、主張が「コンセプチュアル」となっていきます。金子隆一らによって発行された「インディペンデント・フォトグラファーズ・イン・ジャパン 1976-83」によれば、「実験的な写真展を続け、それを紹介する案内状を定型化・定期化し、一定期間設定し、その全てがひとつの表現となるようなフォーマットを島尾・伊藤らは練り上げた」と記載があり、その一連が一式揃った貴重な資料の数々です。しかし、この「コンセプト・フォト」は、当時の人々には理解が難しく、作品・言葉を通じて様々な表現描写を試みたものの、長くは続きませんでした。70年代の「映像」的なスタイルから、80年代の「現代美術」的な思考へとトレンドが変化していく狭間で生まれた独創的な創作は大変勉強になります。(黒ファイルに一式収納)
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<Condition> 本体:少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
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