Les Tatouages du Milieu（1999）

Jacques Delarue & Robert Giraud

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本書は、1950年にフランスで刊行され、戦後まもなく発表された「刺青」に関する貴重な歴史的名著の1999年復刻新版『Les Tatouages du Milieu』。テキスト・ベースのタトゥー本は、当時でもすでにいくつかの刊行物があったそうですが、イラストレーション・ドローイング、さらには写真図版も多数用いて、入れ墨の慣習、ドローイングやデザインの意味、さらには背景にある反社会的精神などが、詳細に記載された研究書のようなものは当時では貴重なものでした（テキストはフランス語）。作家であるRobert Giraudは、詩人・コラムニストでダウンタウンのカルチャー研究に秀でた作家で、ロベール・ドアノーの友人でもあったGiraudが、ドアノーを下町へと導いたとも言われています。また、本書に収録された80のタトゥーのデッサンは、Jacques Delarueによるものであり、さらには83の写真図版のうち、11はドアノー撮影によるものであることも見逃せません。ソフトカバー。

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＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・少スレ、地・小口少ヨゴレ