Dorothea Lange

Dorothea Lange

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アメリカの女性写真家であるドロシア・ラング（1895-1965）の作品集。マーガレット・バーク・ホワイトらと並び、戦前から活躍するアメリカの女性フォト・ジャーナリストのパイオニアであるドロシア・ラング。大恐慌後において、アメリカの厳しい農業事情を訴えるべく、経済学者ロイ・ストライカーらを先導者として、多くの写真家が参加したFSAプロジェクトのメンバーであり、ウォーカー・エヴァンスの「アラバマ州の小作人の妻 / Allie Mae Burroughs」と並んで、ラングによる「移民の母 / Migrant Mother」は、同プロジェクトの最高傑作と評されました。アメリカの田舎町における、悲惨な実情を描写し続ける事に徹したジャーナリストであるとともに、その背後にある人々のドラマも細かに表現する真のドキュメンタリストでもありました。本書は、Phaidon社から刊行されている著名な写真家のシリーズ作品集で、ラングの代表作が収録されています。

＜Related Artists＞ Walker Evans、 Margaret Bourke-White
＜Condition＞ ジャケット・本体：経年並み