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本書は、新宿を拠点にするクリエイティブ・カンパニー「プリンツ21」が、1990年代半ばより2012年までに制作していた雑誌『季刊プリンツ21』の1998年夏号。「アーティストの現在を独自の切り口で徹底分析するエンターテイメントマガジン」のコンセプトで、様々なアーティストを特集しており、本誌は日本を代表する写真家「森山大道」特集(ちなみに翌98年夏号は「荒木経惟特集 アラーキー 湯河原慕情」)。「ポラロイド・ダイドー」という未公開新作の作品(ちなみにこのポラロイドは1枚・サイン入り・9000円で抽選販売もされています)や、森山大道の自撰による代表作の収録、これまでに刊行してきた写真集なども紹介されています。また、「森山大道交友録」というページもなかなか面白く、60~70年代、そして80~90年代の森山周辺の人間関係を手書きで記しています。