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アメリカの写真家で映画監督そしてミュージシャンでもあったゴードン・パークスの作品集『The Making of an Argument』。戦前戦後にアフリカ系アメリカン人としてはじめて成功した写真家であり映画監督であったパークス。ティーンエイジャーの頃はジャズ・ピアニストでありましたが、20代より独学で写真を学び、貧困、人種差別、市民権運動などのジャーナリズムで実績を残し、さらにはVogueのアートディレクター、アレクサンダー・リバーマンに雇われて、ファッション写真でも活躍しています。パークスは、当時のフォト・ジャーナリズムの金字塔『LIFE』で10年以上もの間スタッフ・フォトグラファーとして働いており、本作はそのLIFEとのファースト・プロジェクトで、ハーレムの黒人ギャングのリーダーであったLeonard Red Jacksonを主役にしたドキュメンタリーです。LIFEのコピーや、当時のコンタクト、さらにはRed Jacksonの2007年現在の写真も巻末で紹介されています。