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南アフリカなどを拠点に活動した写真家、カール・デ・ハンの作品集『Sunday Sue』。ユニークなカット、斬新なコンポジション、ファッショナブルでグラフィカルな作品で60年代のファッション写真を席巻したサム・ハスキンスの『Five Girls』『Cowboy Kate』『November Girl』、さらにはJohn d Greenの『Birds of Britain』らと並び、この類の代表的作品集のひとつです。カール・デ・ハンは、インドネシアで、オランダ系の父とオーストリア系の母のもとに1929年に生まれ、大学まではオランダで過ごします。その後1950年代には、南アフリカへと移住。60年代よりファッション・コマーシャルの世界で本格的に働き始め、途中アフリカへの旅などを挟んで、1969年にブリュッセルでスタジオを開設しています。以降も、アメリカをはじめカリブ島などに居を構えながら、写真を撮り続けていたようですが、2002年の旅路に脳卒中となって亡くなられています。