Architectural Beauty in Japan

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本書は、1950年代半ばに日本の文化を海外に紹介するPR機能を担っていた国際文化振興会によって刊行された作品集『Architectural Beauty in Japan』。タイトルの通り「建築美」にフォーカスした内容となっており、仁徳天皇陵古墳から始まり、伊勢神宮、正倉院、京都御所、厳島神社、金閣寺、銀閣寺、平等院鳳凰堂、桂離宮、姫路城、龍安寺、大仙院などなど、土地や風景と一体となった建築美、フォルムの美しさ、ディテールの手仕事まで、日本らしい「引き算の美学」がうまくまとめられています。当然ながら、伊勢神宮は渡辺義雄の撮影、そして桂離宮は石元泰博のクレジットが見られます（ちなみに石元の作品集『Katsura』の上梓は1960年）。その他、建築写真の第一人者・村井修、朝日新聞社出身でアサヒの三羽烏と称された船山克らの名前も連なります。テキストは英語。スリップケース欠。

＜Related Artists＞ 石元　泰博 / Yasuhiro Ishimoto
＜Condition＞ スリップケース：欠、ジャケット：少スレ
縁少イタミ、本体：見返しシミ、P59図版ページ付属による極少スレキズ