山河遍歴 / Scenic Beauty of Japan

緑川　洋一 / Yoichi Midorikawa

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日本を代表する写真家・緑川洋一の写真集『山河遍歴 / Scenic Beauty of Japan』。生涯親交を深めた山陰が誇るアマチュア写真家・植田正治と並び、山陽を代表するアマチュア写真家・緑川洋一。岡山県に生まれ、歯科医を営みながら、見下ろす瀬戸内海をモチーフに、美しいランドスケープを追い続けた写真家です。多重露光やソラリゼーションなどを駆使した幻想的なカラー作品をして「色彩の魔術師」と評されました。代表作は、1962年刊行の『瀬戸内海 / Seto Island Sea』で、写真史家・金子隆一によって上梓され、戦後日本の写真史に名を刻む名著を紹介した『日本写真集史 1956-1986』（赤々舎）でも取り上げられています。本書は、主に戦後より活躍した著名な写真家の単独作品集をシリーズ化した「ソノラマ写真選書」（全27号）の第3号として刊行されたもので、緑川が全国津々浦々の海・山で撮影した幻想的なモノクロ・ランドスケープが収録された一冊です。

＜Related Artists＞ 緑川　洋一 / Yoichi Midorikawa、 植田　正治 / Shoji Ueda
＜Condition＞ ジャケット：背ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
本体：天・小口少ヤケ