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写真誌『カメラ毎日 1971年6月号』。創刊17周年を記念した本号では、フランスの写真家であるジャック-アンリ・ラルティーグが大々的に特集されており、前年の71年に刊行された処女作で、ラルティーグに惚れ込んだリチャード・アヴェドンが編集を担当した写真集『Diary of a Century』の簡易版とも言うべき作品が、タイトルも同じくして堀内誠一の編集で収録されています。その他、当時はまだ日本でもほとんど知られていなかったギイ・ブルダンの「宙 / Cosmorama」、さらには立木義浩が加賀まりこをモデルに撮影した「Private」(こちらは同71年にカメラ毎日の別冊として、写真集にまとめられています)など、見どころ満載の一冊です。