Tokyo Lucky Hole

荒木　経惟 / Nobuyoshi Araki

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日本を代表する写真家・荒木経惟の写真集『Tokyo Lucky Hole』。アマチュア・カメラマンであった父の影響を受けて写真を始め、電通に就職後は、在籍中に広告写真を撮る傍ら、会社の機材を使って新たな写真芸術を探求していきます。70年代より「おー日本」「センチメンタルな旅」等現在まで語り継がれる作品を発表、卓越した時に過激なヌード、人情味に溢れたスナップは世界の写真ファンを虜にし、現在までに500冊以上の写真集を刊行している荒木経惟。本書は、1990年に太田出版より刊行された『東京ラッキーホール』の海外刊行・増補版と言える作品集で、新宿・歌舞伎町を中心に80年代に隆盛を向かえた東京の夜の盛り場のルポルタージュ。ピンクサロン、キャバレー、ソープランドといったいわゆる「クロート」の世界であった風俗業界が、ノーパン喫茶の出現によって「シロート」が流入し、以降「ラッキーホール」等に代表されるあれこれ工夫を凝らした新しいスタイルの風俗店が誕生。そんな日本の新たな風俗史が、荒木経惟によるビジュアルによって紹介されており、700ページを超える大著。

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＜Condition＞ ジャケット・本体：経年並み