センチメンタルな旅・冬の旅(Second Printing, Signed)

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

SOLD OUT

Publisher/新潮社

   Published/1991
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/200*265*15
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2017年には東京都写真美術館で、総合会館20周年記念としてエキシビション「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017」が開催された日本を代表する写真家・荒木経惟。本書『センチメンタルな旅・冬の旅』は、旅の最終章とも言える陽子との死別が、荒木の言葉とともに日記的にまとめられています。冒頭には陽子との新婚旅行の記録である『センチメンタルな旅』から21枚を掲載。そして「5月17日は陽子の誕生日。どんなに忙しくてもふたりで終日すごすことにしていた。この写真がふたりでの最後の写真になってしまった」と始まる冬の旅。1989年8月に陽子が入院し、亡くなった1990年1月27日、そして葬式などを経て最後の写真の日付は2月1日で雪の中をかける愛猫チロ。病院へ向かう道中、病室、黒猫を抱いた少女の看板、陽子のいない家……、病状が悪化していく中で淡々と写し出される日常がかえって感傷的で、荒木のテキストに胸がしめつけられます。「これは、愛の讃歌であり、愛の鎮魂歌」(ボックスより)。1991年刊行・第2刷。謹呈署名&イラスト入り
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<Condition> ケース:少スレ、本体:経年並み
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