アサヒカメラ 1969年9月号 / Asahi Camera September 1969

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森山大道が毎号連載を発表したカメラ雑誌『アサヒカメラ』の1969年9月号。アサヒカメラ（編集・小森孝之）と森山の本格的な協業の始まりとなった1969年は、「アクシデント」のタイトルで、森山撮影によるモノクロが毎号数図版収録されました。それは、ある時は事故の現場であり、ある時は地方のドキュメントであり、ある時はテレビ映像の複写であったりしました。それは、事実と虚構の世界を往来する森山の写真への挑戦の決意表明とも見える取り組みでした。同年には、中平卓馬らと「プロヴォーク」を立ち上げたのは周知の事実であり、この1969年という年は、初期の森山にとって『写真よさようなら』へと続く、貴重な一年となっています。本号では暴力と大気汚染に苦しむ北九州を舞台に撮影された「汚れた街」を発表。その他、桑原史成による「緊迫する韓国」、森田一朗による「日本紳士録」、秋山忠右・佐藤晴雄による「京都御所めぐり」などが掲載されています。

＜Related Artists＞ アサヒカメラ / Asahi Camera、 カメラ毎日 / Camera Mainichi
＜Condition＞ 本体：カバー少スレ・少ヨゴレ・少ヤブレ
・少イタミ、天・地・小口少キズ、縁少イタミ