京都点々累々

近藤 誠宏 / Masahiro Kondo

¥9,680(¥8,800 + tax)

Publisher/ながら書房

   Published/1985
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/218*230*15
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日本の写真家・近藤誠宏の作品集『京都点々累々』。1941年岐阜県生まれ、当地で写真材料店を営みながら郷土を撮影し続けた写真家・近藤龍夫を父に持ち、幼少時からカメラに触れて育ち、大学を卒業後は博報堂に就職して商業写真に携わります。その後フリーとなってからは、四日市の石油コンビナートに7年間通い、公害の実態をドキュメント、その一連は「匿名のまち」として発表されました。以降も、日本兵玉砕の地である「サイパン・テニアン島」を訪れ、未だ収集されないまま野ざらしになっている遺体や遺骨の実態を取材し、平和ゆえに忘却の彼方へと押しやられてしまった事実を「日本の忘れもの」と題して発表、写真集も刊行しています。そして、本書は15年近い歳月の間に28,000コマ以上を撮影したという「京都」の図版の中から選りすぐられた作品で構成された作品集。近藤龍夫と長らく親交のあった巨匠・濱谷浩による序文。ごまんとある京都の写真集の中でも、京の日常と暮らしにフォーカスした魅力的な一冊です。
<Related Artists> 近藤 龍夫 / Tatsuo Kondo
<Condition> ジャケット:少スレ・少ヨゴレ・少イタミ
本体:天少ヤケ・少シミ
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