Google Translate
写真雑誌『流行写真 1985年6月号 Vol.8』。編集者の末井昭と荒木経惟のタッグで知られる雑誌『写真時代』(白夜書房)を追随するように1984年に創刊された本書ですが、『カメラ毎日』や『アサヒカメラ』といった写真誌の王道にはない、エロとサブカル的な要素をミックスした誌面づくりで人気を博しました。巻頭は深瀬昌久による連載カラーヌード「いろはにほへと」シリーズで「女人禁制、高野山」を収録。深瀬はモノクロでも「ちりぬるを」という連載をもっており、本号では「独房501」が収録されています。その他にも、渡辺克巳による「ニューアウトロー」、原芳市による「曼陀羅図鑑」、瀬戸正人による「真昼のあちら側」という連載が収録されているほか、佐々木教、須田一政、北井一夫、鈴木清らも登場します。また写真以外にも、とんねるずのインタビューや、映画監督・山本晋也のエロ特集など、アクの強い面々が誌面を賑わせています。