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写真雑誌『流行写真 1985年12月号 Vol.13』。編集者の末井昭と荒木経惟のタッグで知られる雑誌『写真時代』(白夜書房)を追随するように1984年に創刊された本書ですが、『カメラ毎日』や『アサヒカメラ』といった写真誌の王道にはない、エロとサブカル的な要素をミックスした誌面づくりで人気を博しました。巻頭は深瀬昌久による連載カラーヌード「いろはにほへと」シリーズで「大噴火、721日目」を収録。深瀬はモノクロでも「ちりぬるを」という連載をもっており、本号では「アリバイ」が収録されています。その他にも、渡辺克巳による「ニューアウトロー」、原芳市による「曼陀羅図鑑」、須田一政による「東京地方」という連載が収録されているほか、佐々木教、和久六蔵、独多宇一らも登場します。また写真以外にも、樹本由布子(木元ゆうこ)のインタビューや、みうらじゅん・内田春菊のイラストなど、個性的な面々が誌面を賑わせています。