きわめてよいふうけい = Short Hope 中平卓馬

ホンマ タカシ / Takashi Homma

Google Translate
現代日本を代表する写真家・ホンマタカシの作品集『きわめてよいふうけい = Short Hope 中平卓馬』。写真家には、特徴的なスタイルのようなものがあり、モノクロのハイコントラストと言えば森山大道であり、「何を撮っても田舎になる」と言われた北井一夫のような雰囲気もあれば、「何を撮ってもエロス」になる荒木経惟のようなスタイルもあります。一方で、トレンドやその時々の興味に従ってテーマやスタイルを多様化させ、結果的に様々な顔をもつ写真家も存在しますが、その代表格がホンマタカシです。初期のファッションシーンから、東京郊外などに代表される新しいドキュメンタリースタイル、さらには都市や建築物をモチーフにしたランドスケープ作品、猪熊弦一郎のコレクションを撮影したスティルライフまで、ホンマの手がけるフィールドは限りなく広く、無限大に拡がっていきます。そして本書は、ホンマタカシが監督を務め、20世紀を代表する写真家・中平卓馬の日常を撮り下ろした映画「きわめてよいふうけい」（横浜美術館での中平卓馬の展示時に同時上映）を、写真集にまとめたドキュメンタリー。帯欠。

＜Related Artists＞ 中平　卓馬 / Takuma Nakahira、ホンマ タカシ / Takashi Homma
＜Condition＞ 本体：カバー少ヨゴレ、帯欠