チロ愛死(First Printing)

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

SOLD OUT

Publisher/河出書房新社

   Published/2010
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/133*193*13
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日本を代表する写真家・荒木経惟の写真集『チロ愛死(First Printing)』。下駄職人でありアマチュア・カメラマンであった父の影響を受けて写真を始め、千葉大学工学部写真印刷工学科を卒業後、電通に就職。在籍中に広告写真を撮る傍ら、会社の機材を使って新たな写真芸術を探求していきます。70年代より『おー日本』『センチメンタルな旅』など、現在まで語り継がれるセンセーショナルな作品を発表、卓越した時に過激なヌード、人情味に溢れたスナップは世界の写真ファンを虜にしています。本書は、荒木の愛猫であるチロとの死別を記録した写真集。「愛人だし、人生だし」(『愛しのチロ』より)と荒木に愛されたチロは、妻・陽子の生前である1988年に飼い始め、2010年に亡くなります。ベランダや家の中でのはつらつとした姿は荒木の写真集に幾度となく登場しますが、本書では段々とやせ細り、毛並みが崩れ、死期の訪れを日に日に感じさせる様子が写し出されています。陽子の死とチロの死を重ね、また、空白となった心情を投影するかのように最後は空の写真が続きます。第1刷。帯欠。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> ジャケット:帯欠、本体:経年並み
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