12人の1945〜55 / Tweleve Photographers in Japan 1945〜55

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本書は、1990年に山口県立美術館で行われたエキシビジョン『12人の1945〜55 -戦後写真・再生と展開』に際し刊行されたカタログ写真集。同美術館は、戦後の日本写真の展覧会を、年代に分けて計3度開催しています。福島辰夫が主導した「10人の眼」展のメンバー、石元泰博、奈良原一高、細江英公、川田喜久治、東松照明らVIVOの面々を主体にした「写真の1955〜1965 -自立した映像群-」、そして「プロヴォーク」や「コンポラ」など日本写真の隆盛を迎えた60年代後半から70年代までが紹介され、中平卓馬、森山大道、高梨豊、深瀬昌久、荒木経惟らが名を連ねる「11人の1965〜75」、そして戦後のジャーナリズムやドキュメンタリーが主体の本展になります。木村伊兵衛、土門拳という二大巨頭から、日本人初のマグナム・フォトのメンバー濱谷浩、さらには福田勝治、植田正治、小島一郎、大辻清司、林忠彦、福島菊次郎、岩宮武二、金井精一、本庄光郎が紹介されており、金子隆一、飯沢耕太郎が本展の指導・助言を行っています。

＜Related Artists＞ 山口県立美術館
＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・少スレ、地少ヨゴレ