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20世紀を代表する写真家・荒木経惟の作品集『バンコク写真博覧会 トムヤム君の冒険(Signed)』。80歳を迎えた現在も衰えることなく精力的に活動を行い、国内外でもエキシビジョンの開催や写真集の刊行が絶え間なく続いています。近年の国内での作品発表は、タカイシイギャラリーや、本尾久子によるart space AMあたりが中心のようで、こちらも本尾によるアート・プロデュースからの一冊。1998年の12月初旬にタイ・バンコクで行われたエキシビジョン「ストリート・ポートレート」の際に、当地を訪れた荒木が、昼の街・夜の街を撮影した図版で構成された作品集。昼間は老人や少年などを荒木曰く「ストレートな気持ち」で撮影。夜はゲイバー、スナック、キャバクラなどを訪問して、ホステスや娼婦などをカメラに収めています。写真家サイン入り。