天体写真集 200吋で見る星の世界

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現在から70年近く前に刊行された「天体」「宇宙」の写真集『天体写真集 200吋で見る星の世界』。今でこそ美しい星空や幻想的な宇宙を写した写真集は多数存在しますが、当時では大変珍しかった一冊。「星の知識」を伝える本は多数あれども、「星の美しさ」を伝える本はほとんどない。そんな虚しさから作者が刊行を決めたのが本書。以下、序文より抜粋「本書の主部をなすものは、ウィルソン山およびパロマ山天文台の労作、世界に誇る100インチおよび200インチの巨鏡、48インチのシュミットカメラが、万物の寝静まる真夜中に最大限の努力と手練とを傾ける観測者の熱意と相まって、うつしとった空の神秘である」。この時代ならではの、靄がかった、粗めのモノクロが、かえって幻想的な雰囲気を醸し出し、より様々な想像をかきたてます。シンプルながらも美しさが際立った作品集です。

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＜Condition＞ ケース：少ヤケ・少ヨゴレ、ジャケット：少スレ
本体：天少シミ、見返し少ヤケ・少シミ、ページ一部少シミ