フォト真 第11号 / Photo Shin 1979 No.11

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平敷兼七を中心に石川真生らも名を連ねた沖縄の写真家による私家版写真集『美風』。1980年代の沖縄の写真を語る上で欠かせない作品のひとつですが、その10年前の70年代後半より、すでに沖縄で写真誌は誕生していました。その名は『フォト真』。本土復帰までは「沖縄写真＝米軍・闘争」と言っても過言ではないくらいでしたが、その後は比嘉康雄や平良孝七も同様に「内へ内へ」と視点を変えて、沖縄特有の文化・風俗をカメラに収めていきます。その中心を担っていたのがフォト真であり、本号でも「裏町点猫」（水島源晃）、「1979年夏 沖縄を想う / 石垣島のパイン産業」（丹地敏明）、「シマからの出発」（写真集団 群）、「与那原の大綱引き」（平井順光）、「要塞の疾風」（比嘉康助 / 国吉和夫）などが収録されている他、石川真生の「金武の女たち」も見応えがあります（後に『熱き日々 in キャンプハンセン』に収録）。

＜Related Artists＞ 美風 / Bifuu、span class="sp_txt bold_txt">石川　真生 / Mao Ishikawa
＜Condition＞ 本体：カバー少スレ・少ヨゴレ
天少シミ、縁少イタミ