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日本が世界に誇る写真家・植田正治の写真集『童暦 / Children the Year Around』。同世代の写真家が世界を飛び回って活躍していた時代に、自らは故郷鳥取を生涯の地と仰ぎ見ながら、当地の気候・風土・文化を取り入れつつも、前衛的な写真表現を模索し続けた植田正治。その作品は、軽やかな日本的情緒と独創性に富んでおり、現代にも通ずるモダンな図版の数々は、世界的にも高い評価を受けています。本書は、日本の代表的写真家の作品をまとめた10巻シリーズ「映像の現代」からの一冊で、植田正治の1st写真集。山陰の風土とそこに生きる人々の姿を、四季を通じて編集されたパーソナル・ドキュメンタリー。(ダメージあり)