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本書は、カメラ毎日1974年5月号で、72年から発表が始まり、73年から連載がスタートした東松照明による沖縄「太陽の鉛筆」の続編として、74年に発表された「続・太陽の鉛筆<東南アジア編>」が、全編カラーで収録されています。その他、連載シリーズとして、荒木経惟による「Life」、上田義彦の師匠である有田泰而の名作「ファースト・ボーン」、横須賀功光による「冬の京都」など。また、特別企画としては、細江英公が、アメリカのアリゾナ及びシカゴの大学で行ったワークショップの詳細が記されている点も興味深いです。さらには、MoMAのジョン・シャーカフスキーとカメラ毎日の山岸章二によって、ニューヨークで大々的に行われた「ニュー・ジャパニーズ・フォトグラフィー展」の模様も収録されています(深瀬昌久・洋子夫妻や植田正治が渡米)。