Exhibition in Paris

Patrick Magot

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フランスの写真家パトリック・マゴーの作品集『Exhibition in Paris』。パリの名所をモデル・イザベルと「裸」で6ヶ月間駆け回って撮影されたという、日本では考えられないようなハレンチな作品集で、類を見ない一冊。セーヌ河沿いをライダーの後ろに裸で乗ってバイクで駆け巡り、凱旋門は裸で自転車に乗って駆け抜けます。シャイヨ宮の噴水で水浴びしたかと思えば、ルーブル美術館の中庭で用を足す。モンマルトルの丘では、裸のモデルと化し、老舗レ・アールのカフェでは、裸にサロンを巻いてウェイターとしてもてなします。そんなこんなで、警察の目を掻い潜って創作し、ようやく刊行した後は、世界中のマスコミから問い合わせが殺到したとかで。尚、日本版は『ザ・パリ / The Paris』というタイトルで日本芸術出版社より発行されていますが、そちらとはデザイン・レイアウトも異なっており、オリジナル版のこちらの方がオススメです。

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＜Condition＞ ジャケット：少ヤケ、本体：天・地・小口少ヤケ