Silk Road

篠山　紀信 / Kishin Shinoyama

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日本を代表する写真家のひとりである篠山紀信の作品集『Silk Road』。本書は、ラグジュアリー・ブランド「ルイ・ヴィトン」が、「旅」をテーマとして、世界各国の「都市」や「地域」ごとの写真集を制作していくシリーズ。有名・無名の作家問わず毎年5冊ほどの作品集を上梓しており、これまでにアメリカのソール・ライターによる『ニューヨーク』や、ギィ・ブルダンによる『マイアミ』、ジャンルー・シーフによる『パリ』、さらには2019年9月に逝去されたピーター・リンドバーグによる『ベルリン』などがあります。2018年発表の本作は、日本人写真家初の登場であり、1980年代に創作され、全14巻のシリーズとしてまとめられた「シルクロード」がモチーフとなっています。日本や中国、さらには中東まで14カ国を旅して撮影した篠山によるシルクロードは、長い歴史が織りなす趣きが鮮やかなカラーで描写されており、ヴィトンの精神とも相通じる一面を感じとることができます。

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＜Condition＞ 本体：経年並み