4／524　日航123便御巣鷹山墜落事故写真集

小平　尚典 / Naonori Kohira

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日本の写真家・小平尚則の写真集『4／524　日航123便御巣鷹山墜落事故写真集』。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、渡英するとマルコム・マクラーレンと出会い、デビュー前のセックス・ピストルズの撮影を行ったという逸話もある小平尚則。1981年、新潮社の写真週刊誌『FOCUS』創刊スタッフとして参加。専属のカメラマンとしてスクープ取材を行ってきました。本書は、小平が『FOCUS』のカメラマンをしていた1985年8月12日に起きた、日航機墜落事故の現場を追ったドキュメントで、6年後の1991年に日米同時刊行されました。1985年8月12日18時56分27秒。群馬県の山中に墜落した日本航空123便。乗員・乗客524人、生存者4人という未曾有の事故として現在も知られるこの現場に、マスコミの中でいち早くたどり着いた小平。大破した機体や救援隊の人々、そして救い出される乗客が生々しく記録され、その凄惨な現場が刻名に写し出されています。大判の判型が、その事件の重たさを感じさせますが、一刻を争う緊迫感が漂う、生と死が交差する現場の様子を写真が伝えています。

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