main No.10 Foto Magazine

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SOLD OUT

Publisher/main編集室

   Published/2000
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/183*258*3
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日本を代表する女性写真家・石内都と楢橋朝子によって、90年代に刊行されていた写真雑誌『main(マン)』の第10号(最終号)。1970年代半ば頃より、カメラ毎日のような写真誌の勢いがなくなっていくと、脱写真雑誌ならぬ「オフマガジン」化が進み、写真家は自らギャラリーを立ち上げたり、自費出版で写真集を刊行したりという流れが出てきました。また、依頼仕事の枠を超えて、自分たちが制約なくやりたいようにやり、自由に作品を発表・表現したいという気持ちの表れでもありました。80年代から90年代初頭にかけて、国内外で数々のエキシビジョンに参加してきた石内も、90年代後半からは「紙媒体」での記録に興味を持ち、49歳時に当時若手であった楢橋とコンビを組んで本誌を創作していきました。当初より第10号で終わりと決めて始められており、最終号のこちらでは、楢橋は金沢や長崎を訪れた際に撮影したスナップを収録、石内はチェルシーにできた新しいギャラリーで行われるグループ展(山本昌男・大山友輝郎)に参加するために訪れたニューヨークで撮影した図版を掲載。その他、松江泰治との対談テキストも興味深い一冊です。
<Condition> 本体:カバー少スレ、縁少イタミ
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