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日本の写真家・森下大輔の写真集『asterisk』。1977年生まれ。2003年に東京綜合写真専門学校研究科を卒業し、2005年に行った個展「重力の様式」を皮切りに、これまで様々なギャラリーで展覧会を行い、2007年にはコニカミノルタフォトプレミオ大賞を受賞している森下大輔。本書は、自身で主宰するasterisk booksから刊行されたもので、編集は写真家の湊雅博が担当。これ以前に湊がディレクションしたグループ展「リフレクション」に森下は参加しています。初期は風景を中心に、光の美しさをストレートな方法で撮り続けてきたという森下ですが、暗室作業における現像ムラや長時間露光、逆光によるフレア、アウトフォーカスやドキュメントフィルム、赤外線フィルムなどに積極的に取り組むなど、創作の幅を広げています。本書においても、海や町の風景や花などをストレートに写し出した作品からアブストラクトな作品まで、情感の豊かな多様なモノクロ作品を収録しています。