まぎれなき撮影、結

牧子 剛 / Tsuyoshi Makiko

SOLD OUT

Publisher/mole

   Published/1995
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/225*295*5
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日本の写真家・牧子剛(1968-1994)の作品集『まぎれなき撮影、結』。享年25歳という若さで逝去された写真家で、個展の開催や作品集発表の経歴もない牧子剛ですが、1993年から亡くなられるまでに、戦後日本を代表する写真家・中平卓馬に写真を習い、身のまわりの世話もして、社会から一歩距離を置いていた中平が心を開く数少ない人物でありました。自宅近くでの偶然の出会いから意気投合して、行動を共にするようになり、二人で沖縄撮影にも行っています。日本大学芸術学部写真学科在学中より、海外を旅してボートピープルの撮影などを行なっており、その作品は大竹昭子や飯沢耕太郎にして、「うまさ」と「センス」に溢れていたと言います。しかし「きれいにまとまりすぎる」がゆえの魅力の乏しさもあり、写真家として自身に足りない点を中平に感じ、中平もその牧子の魅力を受け入れていたのかもしれません。
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<Condition> 本体:カバー少シミ・少ヨゴレ、少イタミ
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