カメラ毎日 1974年2月号 / Camera Mainichi February 1974(深瀬昌久「洋子」収録号)

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¥5,500(¥5,000 + tax)

Publisher/毎日新聞社

   Published/1974
Format/ソフトカバー   Pages/278   Size/183*258*15
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本書「カメラ毎日1974年2月号」の見どころは、何と言っても深瀬昌久の「洋子」が収録されているところです。2018年に、赤々舎から深瀬昌久のキャリアの全貌をまとめた作品集が刊行されましたが、諸々の理由により収録されなかったのが「洋子」です。深瀬が60年代より10年以上もの間撮影を続けてきた、荒木の「陽子」ならぬ、深瀬の「洋子」。荒木が「陽子がぼくを写真家にしてくれた」のならば、深瀬も「洋子がぼくを写真家にしてくれた」とも言えるかもしれません。また「陽子」は、荒木に関するテキストを書くようになってから、自身の作品集も刊行するようになり、文筆家としても知られる存在でありましたが、個人的にはこの「洋子」の文章も大変おもしろいです。『写真家100人 顔と作品 』(1973)などでも「洋子」の文章は紹介されていますが、本書では22の写真図版(P79-P93)の他に、「洋子」撮影による深瀬のポートレート(1枚)やテキスト「ここ半年の黒猫氏(⇒深瀬)と、私と」も収録されており、深瀬ファンには必見の一冊です。
<Related Artists> 深瀬 昌久 / Masahisa Fukase
<Condition> 本体:カバー少スレ・少ヨゴレ・少イタミ
天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ、ページ縁少イタミ
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