男の顔面 150人の男の素顔

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

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Publisher/文藝春秋

   Published/1999
Format/ソフトカバー   Pages/175   Size/210*260*20
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戦後日本を代表する写真家・荒木経惟の写真集『男の顔面 150人の男の素顔』。本書は、1990年代後半にNHKドラマ部のディレクターより「普通のサラリーマンを撮ってみませんか」との依頼がきっかけで創作された作品集。当時NHKの「おじさん改造講座」というドラマのエンディングで、荒木撮影によるモノクロを数枚流すことを目的とされていたようですが、同時に荒木は、「おじさん」ではなく「日本の男たち」というテーマで写真集を編むことも決めて撮影に臨んだそうです。新宿副都心や丸の内などで、中年男性に声をかけ続け、200人近く撮影した頃には「これは中年男版『さっちん』になる」という確かな手応えもあったとか(荒木談)。アートではなく、愛。構図やトーンの良し悪しではなく、「あっ、この表情いいなあ」という瞬間の切りとり方だけで勝負し、荒木にとっても写真の原点を見つめ直すきっかけともなった一冊だそうです。最後に、以下本文テキストより「『男の顔面』には、物語があふれている。仕組んで撮れるものではない」。
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<Condition> ジャケット&帯:少スレ・少イタミ
本体:天・地少スレ・少ヨゴレ
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