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イタリア・カラー写真のパイオニア、ルイジ・ギッリの写真集『Luigi Ghirri. Pensare Per Immagini / Thinking in images』。1978年刊行の『Kodachrome』の再版や、2014年にみすず書房より刊行された「写真講義」により、国内外で人気が再燃しているルイジ・ギッリ。美術、建築、音楽等に造詣が深く、ありきたりの日常を、色鮮やかなカラー、ユニークなコンポジションをもって切り取った独創的な写真は、巨匠ウィリアム・エグルストンを始め写真家のファンが多いこともうなずけます。本書は、2013年から2014年にかけて行われたエキシビジョンに際し刊行されたカタログ写真集で、スティル・ライフ、ストリート、ランドスケープ、アーキテクチャ、インテリア等ギッリの主要作品が多数収録された432ページにも及ぶ大著。タイトルの通り、イメージに捉われ、イメージを通して思考を続けたアーティスティックな写真家の軌跡。テキストはイタリア語。尚、本書は2014年にソフトカバーで再版されておりますが、こちらは2013年刊行初版・ハードカバー。