Man

Richard Prince

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現在のコンテンポラリー・アートを代表するアーティストのひとりであるリチャード・プリンスの作品集『Man』。1949年生まれ。70年代からマスメディアや広告、アートやアメリカン・ポップカルチャーといった膨大なイメージを用いて作品を制作してきた写真家であり、画家でもあるリチャード・プリンス。本書は、2004年にチューリッヒで開催された展覧会にあわせて刊行された作品集です（同年には『Women』という展覧会もロサンゼルスで行われた）。男性をテーマにした作品を集めており、ジョーク・シリーズやカウボーイといったプリンスの代表的な作品をはじめ、70年代後半の初期の写真作品、自身のセルフ・ポートレート、ポルノ雑誌のカバーを並べた作品、光琳社から発行された作品集『4☓4』にも収録されていた田舎町での日常のスナップなど、写真からドローイング、シルクスクリーンなど多様な作品を収録。テキストを用いた作品も多く収録し、ヴィジュアルが直接的ではなくとも、男性を匂わすような作品が並ぶ、編集力も感じられる1冊です。

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＜Condition＞ 本体：カバー少スレ