女旅情歌

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

¥3,300(¥3,000 + tax)

Publisher/北宋社

   Published/1981
Format/ソフトカバー   Pages/174   Size/150*210*15
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1960年代から活動を続け、喜寿を過ぎた現在も作品を発表し続ける写真家・荒木経惟。本書『女旅情歌』は、1979年に『小説現代』に連載した内容をまとめた一冊。荒木が出かけた先で出会った女性を写した写真と、またその様子を綴った文章がセットになっており、北は北海道から南は熊本まで1年間12名の女性との物語が収録されています。1978年の写真集『激写「女優たち」』のように、当時は連載をまとめた本が多く、荒木のトンチの利いた文章も合わせて楽しめますが、本書もフィクションかノンフィクションかは定かではありませんが、文中では『カメラ毎日』の編集長を務め、日本の写真史に欠くことのできない存在である山岸章二の死を桑原甲子雄から知らされるといった描写があるなど、執筆時の出来事なども織り交ぜた旅行記になっています。「荒木経惟の優しげな視線にとらえられ、肢体の上に、抒情を漂わせる女たち」(帯より)。ほのかに漂う旅情とともに荒木が「恋写し、恋書」しています。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> ビニールカバー:少ヨゴレ・少チヂミ・少イタミ
ジャケット:少シミ・少ヨゴレ、本体:地・小口少ヤケ・少シミ、縁少イタミ
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