写狂人大日記 命日

荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki

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Publisher/ワイズ出版

   Published/2015
Format/ソフトカバー   Pages/271   Size/170*183*23
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1960年代から活動を続け、喜寿を過ぎた現在も作品を発表し続ける写真家、荒木経惟。本書『写狂老人日記 命日』は、荒木の写真集でおなじみの写狂老人日記のシリーズで、「アラーキーが日本の命日(8月15日)を撮る 」(版元より)。収録された写真の日付は「’15 8 15」(8 16もある)となっており、終戦から70年という節目を意図して撮られています(内容的に実際に1日で撮ったのかは疑問ですが……)。同年発行の『写狂老人日記 陽子ノ命日』は「’15 1 27」の写真のみだったので続編的なコンセプトですが、過去には8月16日から撮影を始めた『終戦後』(1993)といった写真集や、また終戦60年にあたる2005年には、8月15日の日付で皇居の二重橋前で撮影が終わる『今年』といった写真集もあり、荒木の終戦への思いの強さが伺い知れます。花や人形、仕事現場、空、食事、テレビの複写など荒木らしいモチーフのスナップが連なるほか、糸井重里や樋口可南子、水原希子、森山大道といった著名人の姿も見られます。
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<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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