月刊ビデオプレイ 1982年5月創刊号

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Publisher/冬樹社

   Published/1982
Format/ソフトカバー   Pages/137   Size/210*258*8
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1982年に冬樹社から発行となった月刊誌『ビデオプレイ』の創刊号。荒木経惟の写真集でも知られる冬樹社ですが、本書は、“ビデオプレイヤーのための映像コミュニケーションマガジン”。ホームビデオが出始めた時期で、背景には「ニューメディア論」という論議があるようですが(編集後記による)、ニューメディアに不可欠なのは“遊びの精神”であるという理念のもとに生まれた本書。当時の人気番組「今夜は最高」(司会にタモリを据えたトークや歌のバラエティ)をホームビデオで制作するといった実践的なコンテンツから、現在では伝説の音楽番組と呼ばれる「サウンドブレイク」(音楽に映像をつけて放送する番組で、映像ディレクターには鋤田正義の名も)の厳選集、荒木の連載「アラーキーのビデオ・ラブ」をはじめ、寺山修司の「天井桟敷」で演出を手がけていた演出家の萩原朔美による映像をめぐる考察「イマージ・ミュージアム」、作家の村松友視の掌編、評論家・三浦雅士による「走査線の記号論 なぜビデオか」など、多彩なコンテンツが雑誌的なうまみを引き出しています。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> 本体:カバー少ヤケ・少ヨゴレ
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