Tokyo Love

荒木　経惟 & ナン・ゴールディン / Nobuyoshi Araki & Nan Goldin

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日本の写真家、荒木経惟とアメリカの女性写真家、ナン・ゴールディンによる写真集『Tokyo Love』。1994年にザ・ギンザアートスペースにて行われた展覧会にあわせて刊行された写真集で、編集は後藤繁雄が手がけ、装幀は仲條正義、帯の荒木とゴールディンのキス写真はホンマタカシという顔ぶれ。「今回は、ナンとのコラボレイションってこともあるから、ちょっと今までとは違ったことをやろうと思ってやってみたのがポートレイトだね」と荒木が巻頭で寄せているように、「時代の現象っていうか、風俗」として100人のティーンを撮影（中にはHiromixの姿も）。一方、ゴールディンは、7週間の東京滞在で、カップルやゲイ、レズビアンなど、東京の若者を撮影（こちらは俳優の永瀬正敏や写真家・長島有里枝が登場）。ゴールディンは「ドキュメンタリーとして始めたこの企画は、いつしか私にとって自分の青春期への回帰の旅となっていた」と、若者たちとの出会いについて述べています。東京の若者をめぐり荒木、ゴールディンがそれぞれの手法で写し出した1冊です。

＜Related Artists＞ 荒木　経惟 / Nobuyoshi Araki、Nan Goldin、笠井　爾示 / Chikashi Kasai
＜Condition＞ 本体：カバー少スレ・少イタミ