東京マッチボックス

横川 辰之 / Tatsuyuki Yokokawa

SOLD OUT

Publisher/ドルーク

   Published/2008
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/143*215*33
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日本の写真家・横川辰之の写真集『東京マッチボックス』。曽根陽一と大嶋賢洋とともに「誰からの束縛も受けることなく自由に作品を発表出来る場」として写真同人誌『DRUG(ドルーク)』を創刊するほか、写真集を精力的に発行している横川辰之。猫や街の縞模様や招き猫を組み合わせた『東京ストライプ』や、深い味わいを湛えた女性たちの顔を集めた『東京マダム菩薩』、成瀬巳喜男監督の代表作「浮雲」を足がかりに、横川が過去に住んだ北池袋、神宮前、代々木上原を中心に巡ってスナップした『東京ヤルセナキオ』など、いずれも造本の凝ったユニークな写真集を発行しています。本書は、2008年に発行となった写真集で、横川が上京後に写した70年代の東京のスナップで構成。東京に出て初めて住んだという池袋周辺をはじめ新宿や渋谷の雑踏などとともに、待ちゆく人の姿を無造作に切り取っています。「私はおばあちゃん子でマザコンです」と始まるテキストが示唆するように、表紙を含め人物採集のようなスナップでも被写体の多くが年配の女性であり、横川のこだわりを感じさせます。
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<Condition> ケース・本体:経年並み
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