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アメリカの写真家、デニス・ストックの写真集『Americana』。1947年から写真家ジョン・ミリのもとで4年ほど働き、57年にはマグナム・フォトの正会員になっているデニス・ストック。写真家のアントン・コービンが監督を務めた『ディーン、君がいた瞬間』でも描かれたように、アメリカの永遠のスター、ジェームス・ディーンのポートレート(雨のタイムズスクエアをくわえタバコで歩く姿など)は、ストックの代表作として知られ、アメリカのみならず日本でも数多く紹介されました。本書は、1951年から1971年までに撮られた写真で構成され、ニューヨーク港に到着したヨーロッパからの難民から始まり、ルイ・アームストロングやマイルス・デイヴィスが写し出された「ジャズ・ストリート」、ジェームス・ディーンや60年代のヒッピーたちの姿などをシリーズごとに収録。タイトルの通り、アメリカを象徴するような社会的、文化的な光景が収められた1冊。オリジナルはContrejourからの『America Seen』で本書はイタリア語版。そしてこれらの改定版が1995年に『Made in USA』として出版されています。