切抜き / Scissorings(With OBI)

宮崎 皓一 / Koichi Miyazaki

SOLD OUT

Publisher/思想社

   Published/1968
Format/ソフトカバー&スリップケース   Pages/-   Size/213*213*10
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日本を代表する写真家のひとりである宮崎皓一の作品集『切抜き / Scissorings(With OBI)』。1960年代より高島屋の宣伝部でデザイナーとして務め、その後高島屋時代の上司であり、宮崎の写真集の多くでテキストを担当することになる佐野寛が創立したモス・アドバタイジングに移り、そこで盟友・稲越功一そして浅井慎平とともに働きます(70年代には3名による写真展も開催)。「写真を撮らない写真家」と言われる通り、60年代には新聞や雑誌の切抜き、さらにはテレビ映像をモチーフにした「写真集」を刊行しており、本書がファースト・ブック。「ファウンド・フォト」の先駆けと言われ、「真を写す」「記録する」「キャプションを付ける」など、「意味」があって用いられていた新聞雑誌のイラストの「背景」を切り離し、フラットに図版を見ることで見えてくる「新しい世界」。作風では対を成すものの「プロヴォーク」と同年に刊行された作品集であり、70年前後の「コンポラ」の類の中では、群を抜く個性とクリエイティビティの高さが光る一冊。知られざる名著。テキスト草森紳一。500部限定。帯付。
<Related Artists> 宮崎 皓一 / Koichi Miyazaki
<Condition> ケース:少ヤケ・少ヨゴレ、帯少イタミ
本体:カバー少スレキズ、ページ余白極少ヨゴレ
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