アクト・トーキョー / AKT - Tokyo 1971 - 1991

荒木　経惟 / Nobuyoshi Araki

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本書は、1992年にオーストリア・グラーツで行われた荒木経惟のエキシビジョン『アクト・トーキョー / AKT - Tokyo 1971 - 1991』に際し刊行されたカタログ作品集。荒木にとって、国外で初めて大々的に行われた回顧展でありましたが、企画はCamera Austria。1980年頃に、国内外の写真を紹介するために創設された組織で、写真雑誌や写真集の刊行も行なっています。ファウンダーは、代表作『Schwarz und Gold / Black and Gold』（1981）で知られる写真家で写真史家でもあるマンフレッド・ヴィルマン、そしてもう一人がヴィルマンとのタッグでCamera Austriaを牽引し、自身も『AMS』（1981）や妻・クリスティーネへの思いを綴った数多くの写真集を刊行している古屋誠一です。名エディターでもある両者が企画していることもあり、回顧的作品集ながらも、デザイン・レイアウトさらには図版もクオリティーも高く、見応えがあります。巻末には92年までに出版された作品集も時系列で紹介されています。テキストは伊藤博巳・伊藤俊治・富岡多恵子（但し、英独で日本語表記はなし）。

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＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・少ヨゴレ・縁少イタミ
天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ、その他経年並み