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「市民がアートをつくり、アートが市民をつくる」。そんなインタラクティブな動きを持続的に続けたい、という願いを込めて、青森県・八戸を拠点に活動を続けるグループ「ICANOF(イカノフ)」。2000年創設・2001年より企画展が始まり、五周年を迎えた本展のテーマは「メガネウラ(Meganeura)」。その名前・意味は「写真のメガ(全面性)と風景のネウラ(神経根)」と、原始的な同名のトンボに由来するそうです。今回のゲストアーティストは、帯に記載の通り「森山大道・中平卓馬・高梨豊」という戦後日本を代表する写真家で、伝説的な写真・映像集団「プロヴォーク」の同人でもあった3名の豪華共演。「沖縄」など「南」への関心が主体であった中平は、八戸を訪れて5日間で撮りためたカラー図版から自身で厳選した26点を発表。森山は、コレクション・ブランド「ヒステリック・グラマー」で作成したシーズン・ビジュアル及びポスターを中心に、高梨は東京の「街」を写し出した作品を展示しています。その他笹岡啓子の名作「Park City」なども収録されています。