凍煙

櫻井 寛 / Hiroshi Sakurai

SOLD OUT

Publisher/プレス・アイゼンバーン

   Published/1976
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/218*293*10
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日本の写真家・櫻井博の写真集『凍煙』。1954年生まれ。昭和鉄道高校から日本大学芸術学部写真科へ進学。その後、世界文化社の写真部に勤務していた櫻井博。1975年に銀座ニコンサロンにて個展「惜別」、そして1976年には大阪ニコンサロンにて本書と同名の個展「凍煙」を開催しています。本書は、その個展とともに発行されたと思われる写真集で、北海道を走る鉄道(SL機関車)を写した作品集。鉄道高校に通っていたという経歴からも櫻井の乗り物への深い眼差しを感じられますが、「流れるようなスマートな姿、白い氷塊と化した輝く動輪、なびく白煙、そして長く尾を引く咆哮、女王C55に私は酔う」と、札幌から稚内へと向かう急行「利尻」に乗車した際の様子(巻頭に記された旅の日記の抜粋)からも、そうした思いがひしひしと伝わってきます。道内の路線をめぐりながら、雪原を駆ける勇姿を様々なアングル、画角で撮り下ろしていますが、北海道の雄大な自然、空高く広がる煙など、かつての北の大地の情景をとても丁寧に写し出しています。1000部限定。エディションナンバー入り。
<Related Artists> 矢田 芳茂 / Yoshishige Yada
<Condition> ケース:少ヤケ・少スレ、ジャケット:少スレ
本体:ページ一部少シミ、その他経年並み
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