ともこ -妖しさの彩り-

荒川 也寸志 / Yasushi Arakawa

SOLD OUT

Publisher/たざわ書房

   Published/1982
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/210*300*10
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1960〜70年代から活躍する昭和のSM絵師として知られる荒川也寸志。また、世田介一として日本で初めての実践的SM雑誌とされる『サン・アンド・ムーン』を発行するなど、その業界においては知られる存在であり、荒川名義、世田名義で著作や作品集なども発行されています。本書は、荒川が撮影したSM写真で構成されたもので、「SM愛技の初歩実践家が緊縛実技向上を希い、その習得のため愛妻を素材提供された記録をもとに編集された。いわば人生を共に扶けあって生きて行く夫婦の、初期『愛蹟録』である」(帯より)。帯通りに受け止めると、荒川とその妻・ともことのプレイの記録となり、結婚して日の浅い22歳の妻が縄で縛られ苦楽の表情を浮かべる姿が写し出されています。技法の指南書というほど的確な解説があるわけではなく、写真集の性格が強いのですが、後半には荒川と思われる人物の縄師の心得のようなテキストや、また同好者によるテキストなども収録。あどけない女性がその道へと浸っていくドキュメントともとれる1冊です。
<Related Artists> 斎藤 芳樹 / Yoshiki Saitoh
<Condition> ジャケット:少スレ・少ヨゴレ、本体:地少スレ
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